明後日8月5日は、当山『大施餓鬼法要会』

子授け祈願を予定していた方々には、
ご迷惑をお掛け致しますが、
明後日は祈願受付出来ませんので、
宜しくお願い致します

「大施餓鬼会」とは、
年中行事の中でも、
一番大きい法要です

日頃ご無沙汰しているお檀家さんも、
この日には御参詣されます

さてさて、「施餓鬼会」とは、
「おせがき」は、「 施餓鬼会」「 施食会」などといわれ、各宗派を通じて行われる仏教行事の一つです。
その由来は、『 救抜焔口餓鬼陀羅尼経(くばつえんくがきだらにきょう)』というお経によるといわれています。
それによると、釈尊の十大弟子の一人である 、 阿難尊者(あなんそんじゃ)が、ひとりで瞑想している時、口から火を吐く一人の恐ろしい餓鬼が あらわれ、「お前は3日後に死んで、我々と同じ恐ろしい餓鬼道に落ちる。」と言いました。恐れおののいた阿難尊者が、どうしたらそれを免れることができる かを釈尊に尋ねたところ、釈尊は、「その苦から免れたければ、三宝(仏・法・僧)に供養しなさい。また無数の餓鬼たちに食物をほどこして供養した 功徳(くどく)により、餓鬼も救われ、その功徳によってお前も救われるだろう。」と答え、姿を消しました。
施餓鬼会(せがきえ)は、釈尊に教えを請い、寿命を延ばすことのできた 阿難(あなん)の説話にもとづく行事であり、その求めに応じて釈尊が示された修法が施餓鬼会のはじまりとされています。そして餓鬼だけでなく、先祖代々や広く無縁の 諸精霊(しょしょうれい)を供養し、また同時にみなさん自身の 福徳延寿(ふくとくえんじゅ)を願うわけです。ぜひこの施餓鬼会の機会に、心からお念仏を称(とな)え、自他ともに救われる功徳(くどく)を積んでいただきたいものです。
本来、施餓鬼会の期日は定められていませんが、お寺の年中行事のひとつとして、お盆の頃におこなわれることが多く、施餓鬼棚に「三界万霊牌」や初盆の戒名を記した位牌を置き、浄水や食物を供え、五如来の「施餓鬼幡」を立てて法要を営むのが習わしです。
施餓鬼会は、新亡の霊や先祖代々の諸霊を供養するとともに、無縁仏や餓鬼に施しをする法要でありますが、さらに日頃の自分自身に巣くう「餓鬼」の心を反省し、自他ともに生かされている身をしっかり受け止め、救われる功徳をお互いに積んでいくことが大切なことであります。今日ではお盆の前後に行われることが多く、先祖追福のために、また一切の生物の霊を慰め、あわせて自分自身の福徳延寿(ふくとくえんじゅ)を願う法要です。

浄土宗ホームページより )

自分には、二人の親があり、
その親にもそれぞれ二人の親があり、
そのまた親にもそれぞれ二人の親があり、
そのまた親の親にもそれぞれ二人の親があり、



20世代さかのぼると、648,576人
30世代さかのぼると、664,141,824人
(これ以上は、皆様で計算下さい)


今でこそ晩婚化しているが、
平均化して、1世代25年と計算し、30世代で750年。
たった30世代、750年さかのぼるだけで、6億人超へ
そのどの人が欠けていても今の自分は存在しない
不思議なご縁で、今日の自分が存在する

お爺ちゃんお婆ちゃん、曾爺ちゃんに曾婆ちゃん、
名前の分かる先祖は勿論の事、
名前も分からない知らない大多数のご先祖様に感謝し
その思いを未来に繋げていく為に
本日「大施餓鬼法要会」を厳修します。