(略)・・・この度、無事出産しましたのでご報告致します。
 初めて浄願寺様を知ったのは、母の何気ない一言でした。婦人科にはかかっていたものの、なかなか良い結果が出ず、次々と子宝に恵まれる友人に対して、私は劣等感でいっぱいでした。漢方薬・子宝の湯、良いというものは全て試し、自分をなだめていましたが、治療過程で主人とぶつかる事も増えて、本当に辛い毎日でした。そんな私を察したのか、母がある日、『子宝で有名なお寺さんがあるみたいだよ。』と、教えてくれました。それが去年の2月。
 ネットで調べてみると、私と同じ様な方が沢山いて、勇気を頂きました。早速筆をとり、御守りを送って頂きました。
 新年度になり、気持ちを新たに専門医にもかかる事に決め、仕事と病院と家の往復で、めまぐるしい毎日が過ぎていきました。そして6月。私の30の誕生日。あれ?何かがおかしい。うそーっ!反応がある!?
 『おめでとうございます。』先生に告げられ、小さな小さな命が確認できました。最高のバースデープレゼントです。特にトラブルも無く、順調な妊娠生活を送り、今年2月、がんキナ赤ちゃんを出産致しました。初産にしては安産で、医師からお褒めの言葉を頂きました。そして何よりも嬉しかったのは、両親・主人がいる時に産まれてきてくれた事でした。
 出産直後から赤ちゃんの世話に慣れない育児に、疲労睡眠不足・・・。最初の1ヶ月は可愛いと思えないほどクタクタになってしまい、やっと授かれた気持ちさえ忘れていました。
 1ヶ月が過ぎ、、2ヶ月が過ぎ、赤ちゃんの表情も段々と出てきて、ようやく『私の子供なんだなあ〜』と改めて感じる事ができるようになり、産まれてきてくれてありがとう、今はこの気持ちでいっぱいです。
 今まで本当にお世話になり、数々の温かいお言葉をありがとうございました。・・・(略)