令和7年4月カレンダー
寒かった冬もお彼岸を境に、一気に春めいてきました。
例年ならこの時期、桜満開になっているところですが、今のところチラホラ
桜満開になるのは、まだまだ先のようです。
さて、今日から4月、新年度が始まります。
何事も新しい事を始めるには絶好のタイミング
お気付きの方もおられるかも知れませんが、
拙寺もご多分に漏れず、ホームページを若干のリニューアル致しました。
今回、長年の懸案事項になっておりました、https化を導入
できるだけ、今まで通りをと思いましたが・・・
若干の使い勝手の変更でご不便をお掛け致しますが、
ご了承のほどお願いいたします。
さて、月初恒例のカレンダー、今月はこれ↓
『何事も身をもって体験しなければ 自分を支える実力とはならない』
【解説】知識を得ることは大切なことですが、それだけで自分にさまざまな力が身についたと錯覚するのは虚しいことです。例 えば、営業力を身に付けようとして「営業力を高める」などのタイトルの実用書を何冊も読んで学習してみても、それだけではと ても十分とは言えません。実際に営業現場に出て、取引先を歩き回り、顧客に「物を売る」という体験を重ねないと、その場面で の難しさや苦労が分からず、真の実力は身に付かないのです。また、「社員の育成法」「子供のしつけ」などといった講演を聞く機会に恵まれても、そこで聞いた方法を、会社や家庭で実際に試すなり実行し、その経過や反応を体験してみないと、自分のもの にはなり得ないでしょう。理屈や知識は大切にしながら、実際の場面で成功や失敗、喜びや苦労、後悔など多くの経験を積み重ねることは何よりも自信になります。身をもって習得し、しっかりと自分を支える実力を身に付けてほしいものです。
知識は、知っているという事で、物事を幅広く知っていることはもちろん良いことですが、「知っている」だけでは不十分です。知っているだけでは、何も変わりません。知識を基に行動を起こし、トライアンドエラーを繰り返し、血となり肉となり実力となるのです。
仏教の故事に
白居易が道林禅師に参禅した。ある時、「仏法の大意とはいかなるものか」と問うた、道林は「諸悪莫作 衆善奉行」と答えた。
・・・白居易は「そんなことなら、三歳の童子でも言えること」というと、道林禅師は「たとえ三歳の童子が言えたとしても、八十歳の老翁でも行い難し」と答え、白居易は礼拝して去った。・・・
「諸悪莫作、衆善奉行、自浄其意、是諸仏教」
(読み:しょあくまくさ、しゅぜんぶぎょう、じじょうごい、ぜしょぶっきょう)
(意味:諸々の悪をなさず、諸々の善いことを行い、自ら心を浄める、是れ諸仏の教えなり)
口で言う事は簡単だが、行動に起こすのは難しい。
一生修行!!
【注目ブログ】迷わず行けよ行けば分かるさ